Plage | inside story of plage

STORY.5

着たくなるコートの作り方

Plageのアウターつくりは、1年前からスタートしている。
「コートって誰でも持っているもの。そんな中、手にとってもらうにはどうしたらよいのだろうと毎シーズン真剣に考えます。自分でも、持っているコートに飽きたからとお店に行ってもイマイチ購入するには決めかねることが多くありますから。」と企画担当の塚原さんと小川さんは話します。

ベーシックアイテムだけど、どこか新しく感じるPlageのアイテムのヒミツは、生地や色を別注しゼロからオリジナルで製作している点が大きい。これから発売開始するコートの中からピックアップした3点を見せてもらいました。

軽く、暖かな「ボンディングコート」

軽いながらも、ハリがあるのが特徴です。ウール素材でハリがあるものは、どうしても固くて重くなってしまうのが普通なのですが、これはとっても軽やか。「ウールのコートって着ると暖かいけど、重くて肩凝っちゃう」というお客様の意見を聞いて、Plageがつくるなら自由に動けて、着るだけで様になるものを。
と思いつくりました。

カラー展開にあるブラックは、最近のスポーティなトレンドを意識していて、でもスポーティさが全面に出ないように「冬だしどこかにキレイな色があるといいよね」と意見を出し合い裏地を青にしました。風をうけてチラッと見えると、ブラックでも爽やかさを感じ新しい印象が生まれます。

さらりと着たい「ハミルトンノーカラーコート」

これは、「THE・コート」というよりも、カーディガンのようにさらりと着て欲しいですね。薄手で毎日着たくなるくらいの着心地。
「ハミルトン」というオーストラリアのハミルトン地方で育てられた羊毛を使用した生地は、ここ3年くらいとっても人気です。高級感があり、軽くて、毛羽たちにくいのが特徴です。
こだわったのは、“ONでもOFFでも着たい”こと。リラックスさを意識しすぎると肩が落ちたり、オーバーサイズで太ってみえたり、きちんとした場所やオフィスシーンにふさわしくないものになってしまう。でもタイトすぎると窮屈で毎日は着たくない・・。
そんな悩みを今回は別注の生地とデザインで、着心地の良さと見栄えのよさをバランスよく叶えました。

上品かつ新鮮な「コロンボコート」

イタリアの最高級生地メーカーとして有名な“Colombo”の生地で作った素材のよさが際立つコートです。
原料が良いからこその表面の光沢感、ハリがあるけどしなやかさもあります。さわるとわかるのですが、生地が高密度で風を通さないから暖かい。ここまでしっかりした生地なのでうっかりすると重くなるんですが、そうならないように生地の分量を気にして作っています。
生地がつまっていてしっかりしているけど、やわらかくて軽くてツヤがある。着るだけで上品な雰囲気に包まれる1着です。

着心地のよいコートは、毎日をがんばる活力を生む。

既にコートは持っていても、Plageのコートに惹かれるのは、生地や色、着心地のよさと見栄えを追求した目には見えないこだわりのパワーを感じるから。これからもPlageは、アイテムを通して女性にエールを送りつづけます。

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