Plage | inside story of plage

STORY.6

ヒントは"スタッフの声"

コンスタントにヒットアイテムをつくりだすPlage(プラージュ)。特にアウタージャンルは毎シーズン完売するのもめずらしくない。これほど支持されるものつくりの背景には、いったいどんなヒミツが隠されているのか。Plage企画担当の塚原さんと小川さんに想いを聞いてみました。

リアルな意見を形にする

Plageはかっちりとしたブランドコンセプトというものがないんです。長年やってきたなかで根底には「コンサバ」×「リラックス」×「遊び心」という軸はあるのですが、毎シーズンそれを表現するように務めているわけではありません。自由にお客さまのライフスタイルを想像しながら、企画会議を進めていきます。

きっとお客さまが毎日の洋服選びで求めていることって「こういうテーマの服が欲しい!」というよりも、トップスを選ぶ場合は「デニムに合わせたいけど、もう少し青味のあるネイビーがいいな」、「白が着たいけどなんか恥ずかしいな」そんな細かい事情を解決してくれることだと思っています。
だから、そこにとことんフォーカスする。

「クローゼットにないベーシック」を作る

スタッフ同士は信頼しあっているので、よくリアルな気持ちを共有し合います。色だったら「ネイビー好きだけど、よくある感じはもう飽きたよね。もう少し赤めだったら可愛いかな?」だったり「ジャケットって窮屈だよね、でも着たいよね(笑)」みたいな。スタッフ一同も「持ってそうで持ってないもの」が欲しいと思っているので「こういうものあったらよいよね」という毎日の気づきが、そのまま企画につながることが多いです。

「どんなスタイリングを楽しめるか?」は必ずチェック

企画途中で大切にしていることの1つは、新しい1着をPlageのお客様はどんな風にスタイリングするか、何と合わせるか?を具体的に想像することです。サンプルがあがってくると自分達で実際にコーディネートして、そこから修正を重ねていきます。

その中でも特に重要視しているのは、「デニム」。どんなアイテムも1回は必ずデニムに合わせてみます。
でも、「デニムにしか合わないね」というものはNG。やはり軸にコンサバがあるので、仕事でも使えるし、休日はデニムにも合わせられるアイテムが理想。お客様からもPlageにはそういうものを求められているように感じています。デニムはマストではないけど、カジュアルなアイテムと合わせられるものこそPlageのスタイリングを楽しめるアイテム。そのバランスを確かめるためにも自分達でコーディネートすることは忘れません。

この先も変わらないスタンスで、お客様に寄り添いつつ一歩先を想像しながら少し背伸びの提案をして、一緒にオシャレを楽しんでいけたら思っています。

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